っていうかんじでキャンプができるようになりつつあります。なりつつです。装備や技術や心意気もまだまだ。土曜日に午前中水彩のワークショップをして、午後コーポ住宅の講演会に参加して、夕方からさあ行くぞと準備して、即出発。宮島の向こう側の浜辺へ。トイレしかなくて水についてはちょっと不便だけど、いいところでした。草や樹木の繁りかたがとってもよかった。夜、蚊がたくさん出てきて耳元でうるさいうるさい。おもわず頬や耳をぺしぺし叩いていたのが、変な角度で眼鏡をかけていたせいで眼鏡にぱしっと手が当たり、なんとフレームが折れてしまった。おかげできょうは別世界にいるよう。南国の島のようなシチュエーションで砂浜に寝ころんでいると、我を忘れ、周りのことも忘れ、まさに忘我の境地。でもちょっと離れたところにいる人のことが全然わからない。知ってるかも知れないのに、知らない振りをしなけりゃならない。自然の中にいると別に見えなくてもあまり不自由はないのに、やっぱり対人に関して見えていないことが結構辛かったですね。いかに人の顔を見て暮らしているか。顔色をうかがっているか。それにしてもあの浜はご贔屓にしよう。週末小屋でも建てたいくらいだ。
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